【広州モーターショー12】上海GM、セイル SPRINGO EV 発表…初の市販EV

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上海GMのセイル SPRINGO EV
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米国の自動車最大手のGMと上海汽車(SAIC)の中国合弁、上海GMは11月22日、中国で開幕した広州モーターショー12において、『セイルSPRINGO EV』を初公開した。

セイルSPRINGO EVは、上海GMが市販する初のEV。開発は、上海GMとPATAC(パン・アジア・テクニカル・オートモーティブ・センター)が共同で行った。

EVパワートレインの核となるモーターは、最大出力116ps、最大トルク52kgmを発生。強力なトルクが特徴だ。二次電池(バッテリー)は蓄電容量22kWh。0‐100km/h加速は約10秒、最高速は130km/hに到達する。スポーツボタンを押せば、加速性能を20%向上させることが可能。

1回の充電での最大航続可能距離は、130km。上海GMによると、60km/hレベルを維持すれば、200kmの走行も可能だという。充電は通常の220Vソケットなら約7時間で、急速チャージャーも用意された。

外観は中国で人気のコンパクトカー、シボレー『セイル』と共通イメージで、5ドアハッチバックボディを採用。GMの車載テレマティクス、「オンスター」が用意されており、スマートフォンに充電完了などの情報を送ることができる。

セイルSPRINGO EVは、まずは上海で発売。現地価格は25万8000元(約340万円)と公表されている。

《森脇稔》

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