ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は、3シリーズにワゴンモデルの『3シリーズツーリング』を追加した。
箱根周辺で開催されたジャーナリスト向け試乗会において、BMWマーケティング・ディビジョンプロダクト・マネジメント・マネジャーの岡田祐治さんは、3シリーズツーリングのデザインについて、「BMWの文法に従ったきれいなデザインに仕上がっています」という。具体的には、「長いホイールベース、短いオーバーハング、すらりとしたエンジンフード、そして、クーペのように流れるようなルーフラインなど、BMWならではのデザインとなっています」。さらに、「大きく傾斜したDピラーに、BMWではホフマイスターキンクと呼んでいる、一番ウインドウの後端のデザイン造形が、サイドビューに躍動感を与えているのです」
ボディサイズは先代モデルと比較し、「ホイールベースは50mm、全長は90mm伸びています。これにより、後席の居住性が、ヘッドルームが10mm、ニールームが20mm改善ました」と話す(全長4625mm、全幅1800mm、全高1460mm、ホイールベース2810mm)。
「エンジンラインナップは、320dブルーパフォーマンスクリーンディーゼルと、ハイパフォーマンスモデルとしてガソリンエンジンの328iを設定しており、それぞれにデザインライン等5モデルの展開で、合計10モデルとなります」とする。
価格は、「セダンと比較し21万円の価格アップです(320dツーリング標準モデルで491万円)。標準装備が豪華になっているにもかかわらず、価格アップは最小限に抑えました」と語った。