トヨタ『86』に向けてTRDが提案するカスタマイズ車両、『86 TRD Performance Line』に富士スピードウェイで試乗した。
TRDで用意するカスタマイズパーツは、エアロパーツから、サスペンション、ブレーキ、吸排気系などとなっており、エンジン出力を上げてパワーを楽しむといったタイプではない。サーキットでの印象とはなるが、その乗り心地は全体的に安心感が増した感じ。
また、試乗で印象的だったのは、ノーマル車とはひと味違う野太いエンジンサウンドが響いていたこと。当然マフラーも交換されているのだが、86には吸気サウンドを車内に響かせる「サウンドクリエーター」が標準装備されている。
その音色は、導入口を変えることでさまざま演出可能といい、TRDでは3種類の吸気サウンドを用意した。価格は3個セットで2940円と、お手軽にチューニングが楽しめてしまうアイテムといえる。
また、86用として登場してひそかな注目を集めるチューニングパーツ『ドアスタビライザー』が気になる人にも朗報、TRDでは86専用だけでなく対象モデルを広げた汎用モデルも準備中という、86用を改造して取付けるのは危険なので止めて欲しいとのことだ。
試乗のようすは動画で確認することができる。また、開発担当のトヨタテクノクラフト梨本裕司氏に開発ポイントについて述べてもらった。
試乗のようす
開発担当のトヨタテクノクラフト梨本裕司氏