フリースケール・セミコンダクタ・ジャパンは、ドライバ・アシスタンス市場向けの新しい画像認識プロセッサ(ICP)ファミリ「SCP2200」を発表した。
CogniVueのAPEX IP技術をベースとする新製品は、車載スマート・カメラ・アプリケーションに適したもの。同社は、関連ライブラリ、ハードウェア、ソフトウェア開発キットも提供。スマート・カメラ・アプリケーションを設計するための包括的なツール・セットを揃えることで、自動車メーカーの独自ソリューションによる迅速な製品化を支援する。
SCP2200ソリューションは、高密度メモリを同一パッケージに集積することにより部品コストを抑え、カメラの小型化を可能にする。また、並列化した画像処理アーキテクチャを採用しているため、画像データの並行処理が可能で、競合製品に比べて低いクロック周波数で高い性能を実現するほか、低消費電力性能と費用対効果も兼ね備えている。