インフィニティ、新型コンパクトは自社生産に…マグナへの委託は中止

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日産自動車の高級車ブランド、インフィニティが現在開発を進めている入門コンパクトカー。同車の生産について、外部への委託をやめ、日産の工場での自社生産に切り替えることが判明した。

これは10月19日、インフィニティが発表したもの。当初、カナダの自動車部品大手、マグナインターナショナルの子会社で、オーストリアのマグナシュタイアに、新型プレミアムコンパクトの生産を委託する計画だった。しかし今回、この方針を見直し、「日産の欧州工場で自社生産する」とアナウンスしたのだ。

インフィニティは2012年5月から、オーストリアのマグナシュタイアのグラーツ工場において、新型プレミアムコンパクトの生産に向けた事前調査を実施。この調査を終えた今回、方針を転換した。インフィニティは、「ブランド全体の生産拡張計画の一環」と説明している。

インフィニティの新型コンパクトカーは、2011年3月のジュネーブモーターショー11に出品されたコンセプトカー、『エレセア』の市販版。ルノー日産とダイムラーの提携関係を生かし、メルセデスベンツの車台をベースに開発される。発売は2015年の予定だ。

《森脇稔》

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