9月27日(一般公開は9月29日以降)から10月14日まで、フランスで開催されたパリモーターショー12。同ショーが依然として、世界で最も高い集客力を持つ自動車ショーであることが分かった。
これは10月15日、パリモーターショーの主催団体が公表したもの。2012年の同ショーの累計来場者数は、123万1416人。前回(2010年)の126万5000人に対しては2.7%減ったものの、「世界で最も来場者数の多いモーターショー」と、同ショー主催団体は主張する。
多くの来場者が会場に足を運んだのは、100を超える記録的なワールドプレミアが用意されていたのが大きな理由。クオリティの高いブースの演出や、EVなどの代替エネルギー車やクラシックカーの特別展示も、人気を集めた要因だという。
とくに、フランス電力会社(EDF)主催のEV試乗会にには、8000名以上が参加。前回の2010年から、参加者が倍増の盛況ぶりとなった。
次回のパリモーターショーは、2014年10月に開催。同ショー主催団体は、「公式Facebookページでは、2万6000名以上のファンを獲得した。これは、フランクフルト、デトロイト、ジュネーブの各ショーよりも多い」と説明している。