ピアッジオグループジャパンは10月10日、日本市場におけるピアッジオ、ベスパ製品の輸入権を成川商会より移行し、両ブランドを直接輸入、卸売り及びアフターセールス業務の全般を行うことを発表した。
成川商会は引き続き同社ネットワークを通じ販売店へ卸売り、サービス業務を行う。また、ジレラ、デルビ両ブランドは、成川商会が引き続きインポーター、ディストリビューター業務を継続する。
ピアッジオグループのコーポレートアイデンティティー(CI)戦略に基づく新しい正規販売店ネットワークとして、ピアッジオ、ベスパ両ブランド商品のみを扱うスクーター専売拠点の「Scooter Italiano」と、ショップ・イン・ショップ形態の展示専用ブースとなる「Corner Shop」の展開を発表。11月22日より主要都市を中心に計6拠点のオープンを計画し、顧客満足度の向上とブランド認知の浸透、そしてブランドロイヤリティの向上を図る。
同社代表取締役の新井文雄氏は「Scooter Italianoの中核モデルとなるベスパをより多くのお客様にご紹介するために、継続的な円高を反映した弊社の商品ポジショニング戦略により4%から12%の価格下げを実施致しました」と全8商品の価格に関して説明。更に据え置きローンやロードアシスタントサービスもScooter Italianoとあわせて展開していくことを発表した。