スズキは9月6日、同社の最量販車種である『ワゴンR』をフルモデルチェンジした。1993年の初代登場から数えて、今回で5代目となる。
新型ワゴンRでは、減速時のエネルギーで発電および充電し走行時の発電に使用する燃料を低減する新技術「エネチャージ」を軽自動車で初めて採用した。また、停車前の減速時(13km/h以下)にエンジンを停止する新アイドリングストップシステムを、同じく軽自動車初めて採用した。
これらの新技術の採用に加え、徹底的な軽量化や高効率なエンジンおよびCVT、走行抵抗の低減により、28.8km/リットル(NA・2WD)のカタログ燃費を達成した。
インテリアデザインは、シルバーリングと立体目盛りを組み合わせ、常時発光式3眼メーターにより質感を高めているほか、専用デザインのオーディオおよびスタイリッシュなステアリングを配している。
FXリミテッドには、インストルメントパネルやドアトリム、エアコン吹き出し口、インサイドドアハンドルにシルバー加飾が施され、差別化が図られている。また、質感を高めた本革巻ステアリングホイールが採用されている。