トヨタマーケ、カメラ86台で自動撮影するシステムを開発

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トヨタマーケティングジャパンは、コーナーを走る車両を86台の広角カメラを使って自動的に多アングルで撮影できる「Shooting Curve」を開発した。

Shooting Curveは、トヨタ『86』の発売を機にトヨタマーケティングジャパンが展開しているスポーツカルチャー推進構想の一環。トヨタマーケティングジャパンの喜馬克治氏は「スポーツカーを写真に撮って愛でるという喜び方もあるんではないかということで、自分の車が走行しているシーンを自動的に写真が撮れるシステムを開発した」と述べた。

Shooting Curveは、コースレーンの外側に86台のカメラをレース式に設置し、センサーを車両が通り過ぎると自動的に撮影が開始する仕組み。「なぜ(カメラが)86台なのかというと、純粋にベストショットを撮るというのではなく、コーナリングをしている最中をあらゆる角度から狙うことで、今までに見たことのない自分の走行写真をとれるようにしたため」と喜馬氏は解説する。

また86台のカメラの連続撮影映像をつなぐことで、タイムスライス映像(時間が静止したように見える撮影技法)を作成することもできるという。

Shooting Curveはまず8月5日に富士スピードウェイで開催される86および『スプリンタートレノ/カローラレビン(AE86型)』を対象にしたイベント「86Style」で初めて使用する。また10月13日に箱根ターンパイクで開催するトヨタ86主催の合同走行イベントでも体験できるという。

《小松哲也》

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