7月14日、日本の一部メディアが「次期ホンダ『フィット』にSUV」と報道。これを受けて、海外の有力自動車メディアも、この噂を裏付けるような記事を配信している。
これは16日、『オートモーティブニュース』が報じたもの。同メディアが独自ソースから得た情報として、「次期フィットから派生するSUVは、2014年からメキシコ新工場で生産され、米国市場にも投入される」と、具体的に伝えたのだ。
ホンダのメキシコ新工場は、2014年春に稼働予定。生産車種はフィットを予定しており、メキシコを含む北米地域へ出荷。さらにグローバル生産拠点のひとつとして、ホンダはその他の地域への供給も検討している。
ホンダは次期フィットからSUVを派生させることで、共通の車台を使ったモデルの販売台数を、現在のおよそ2倍の100万台以上へ引き上げる構想と伝えられる。メキシコ新工場も当然、ホンダのこの構想の中で、重要な役割を果たすものと推測される。