全体相場は5日続落。
米企業の4-6月期決算が低調で、外為市場では対ユーロで円相場が1カ月ぶりの水準に上昇。外部環境の悪化に加え、日銀の金融政策決定会合を控え、見送りムードが支配的となった。
引けにかけて買い戻しは入ったが、平均株価は前日比6円73銭安の8851円ちょうどと小反落。5日続落は4月3~11日以来約3カ月ぶり。東証1部の売買代金は8日連続の1兆円割れとなった。
自動車株は高安まちまち。
日産自動車が4円高の723円と5日ぶりに反発。
ホンダが3円高の2580円と4日ぶりに小反発した。
ダイハツ工業、日野自動車もしっかり。
一方、三菱自動車が1円安の78円と3日ぶりに反落。オランダ工場の売却合意で採算の悪い欧州生産からの撤退を評価する声もあるが、外為市場での円高を警戒する売りに押されたもようだ。
トヨタ自動車が15円安の2580円と5日続落。
いすゞ、富士重工、スズキがさえない。