J.D.パワー・アンド・アソシエイツは28日、インド自動車耐久品質調査の結果を明らかにした。
調査はインド国内において、2008年7月から2009年9月の間に新車を購入したユーザーが対象。質問項目は、内外装の品質、動力性能、維持費などで、インドで販売されている62車種、総計7866名のユーザーから回答を得た。
調査結果は、100台当たりの不具合指摘件数を表すPPという単位を使用。この数値が少ないほど、顧客の満足度が高いことを意味する。7カテゴリーの上位3車の結果は以下の通り。
コンパクトカー
1:ヒュンダイ・サントロ(167PP)
2:スズキ・Aスター(188PP)
3:スズキ・ゼン エスティロ(189PP)
プレミアムコンパクト
1:ヒュンダイ・i20(172PP)
2:シュコダ・ファビア(175PP)
3:ホンダ・ジャズ(179PP)
エントリーミッドサイズカー
1:スズキ・スイフト ディザイア(204PP)
2:フォード・イコン(247PP)
3:タタ・インディゴ(299PP)
ミッドサイズカー
1:ヒュンダイ・ベルナ(137PP)
2:ホンダ・シティ(141PP)
3:スズキ・SX4(145PP)
プレミアムミッドサイズカー
1:ホンダ・シビック(162PP)
2:トヨタ・カローラ(176PP)
3:シュコダ・オクタビア(217PP)
MUV/MPV
1:トヨタ・イノーバ(181PP)
2:マヒンドラ・ザイロ(249PP)
3:シボレー・タベーラ(262PP)
SUV
1:ホンダ・CR-V(122PP)
2:フォード・エンデバー(159PP)
3:マヒンドラ・スコーピオ(236PP)
特に目を引くのがヒュンダイの躍進。コンパクトカー、プレミアムコンパクト、ミッドサイズカーの3部門で首位となった。
日本メーカーでは、プレミアムミッドサイズカーとSUVでホンダ、エントリーミッドサイズカーでスズキ、MUV/MPVでトヨタがそれぞれトップ。日本メーカーが全7部門中、4部門でナンバーワンとなった。