トヨタ、カーナビの地図配信で中国企業と合弁…中国版マップオンデマンド実現へ

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トヨタの中国向けG-BOOK対応純正カーナビゲーション
  • トヨタの中国向けG-BOOK対応純正カーナビゲーション
  • 中国向けG-BOOKで渋滞状況を確認できるようになる(写真は北京モーターショー)

トヨタ自動車とトヨタメディアサービスの中国・北京を本拠に持つ子会社であるBMTS(北京美達雅科技開発)は、中国の地図製作会社である北京四維図新科技股份(四維図新)と、ナビゲーションの地図配信サービス提供において提携し、合弁会社を設立することで合意した。

合弁会社は資本金920万ドルを予定しており、四維図新が51%、トヨタが39%、BMTSが10%を出資して2012年12月をメドに設立、社名は「中国テレマップ有限会社」となる。2013年よりサービスの提供を開始する。

四維図新の親会社である中国四維測絵技術とトヨタは、1996年よりナビゲーションの地図製作において技術協力をしてきた。両社が提携して合弁会社を設立することにより、四維図新の地図製作および管理技術と、トヨタのテレマティクス技術が融合され、よりタイムリーで正確な地図配信サービスの提供を可能にすることを狙いとしている。いわば、中国版のマップオンデマンドが実現される見込みだ。

《北島友和》

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