日本興亜損害保険は30日、カンボジアの首都プノンペンに駐在員事務所を6月1日に開設すると発表した。日本の損保会社がカンボジアに駐在員事務所を置くのは初めて。
カンボジアは周辺国の労働力不足や賃金上昇に伴って、日系企業の進出が増加し、今後も加速が見込まれている。日本興亜損保は、資本参加しているマレーシアのロンパック保険会社がカンボジアの銀行と合弁で設立したカンプロンパックを通じて現地に進出している日系企業に保険サービスを提供してきた。
今回、駐在員事務所を開設することで、カンプロンパックとの連携による日系企業へのサービス体制の強化、拡充を図るとしている。