23日、中国で開幕する北京モーターショー12。世界有数の電池メーカーとして知られる中国のBYD傘下の自動車メーカー、BYDオート(比亜迪汽車)は、リモコン操作が可能な自動車を初公開する。
「リモコンカー」といっても、公道を無人走行させようという意図ではない。あくまで、駐車支援のためのリモコンカーだ。この点は、アウディが開発を進めている「ロボットカー」と、考え方は近いといえる。
BYDオートによると、例えば、両隣の車両との間隔が少ない駐車場に停める際、あらかじめ乗員が車両から降りて、リモコン操作によって車両を駐車。出庫の際には、リモコンで車両を引き出してから、乗車するような使い方を想定しているという。