日産自動車のカルロス・ゴーン社長は26日、福島県いわき市役所を訪れ、渡辺敬夫市場と会談した。会談では、いわき市が10年計画で進めている「日本一環境にやさしいまちづくり」に日産が協力していくことで一致した。

ゴーン社長は会談の冒頭、「今後も協力したい。(日産がエンジンを製造する)いわき工場の生産を発展させるだけではなく、企業あるいは地域社会のレベルでできることがあれば支援したい」と述べた。

渡辺市長は会談後、報道陣に対し、「震災で一部上場会社を中心にいわき市から工場を撤退するのではないかという情報があったが、昨年3月にゴーン社長が訪れた際、『いわき工場といわき市は運命共同体、だから我々もここで頑張る』というメッセージをもらった。結果的にどこも撤退しなかったのはゴーン社長のひと言があったからではないか、まさしくいわき市の復興という意味では大きな支えになった」と振り返った、
《小松哲也》