米ベンチャーCODA、初の量産EVがラインオフ

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米国CODAオートモーティブの初の量産EV、コーダセダン
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テスラモーターズ、フィスカーオートモーティブなど、EVベンチャーが次々に登場している米国。そんな米国で、今度はEVベンチャーのCODA(コーダ)オートモーティブが、量産第1号のEVを出荷した。

これは12日、CODAオートモーティブが明らかにしたもの。カリフォルニア州の工場において、新型EVの『コーダセダン』が初めてラインオフしたのだ。もともと2010年初頭の生産開始予定だったから、2年遅れでのスタートとなる。

このコーダセダン、2009年6月にプロトタイプを発表。シャシーやボディは中国の自動車メーカー、哈飛汽車の4ドアセダンがベースで、組み立ても哈飛汽車が担当。当初は米国へ輸入する計画だったが、CODAオートモーティブは市販車を米国での現地生産に切り替えて、「メイドインUSA」をアピールする。

モーターは、最大出力134ps、最大トルク30.6kgmを発生。最高速136km/h(リミッター作動)、1回の充電での最大航続距離約200kmの性能を備える。二次電池は蓄電容量31kWhで、充電時間は約6時間。

コーダセダンは、まずはカリフォルニア州のみで販売されるが、現地ベース価格は、3万7250ドル(約310万円)。カリフォルニア州の補助金や優遇税制適用後、2万7250ドル(約225万円)まで下がる。同社は、「米国初の5名乗りのミッドサイズEVセダン。後席の居住性やトランク容量は、米国の顧客の日常ユースを満たす」と説明している。

《森脇稔》

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