米国のEVベンチャー、テスラモーターズが9日、初公開した新型EV、『モデルX』。ガルウィングドア以外では、やはりEVパワートレインに注目だ。
モデルXのパワートレインは、4ドアスポーツセダンEV、『モデルS』がベース。二次電池はリチウムイオンバッテリーで、蓄電容量は40kWh、60kWh、80kWhの3種類が用意される。
SUVタイプのEV、モデルXは車両重量がモデルSよりも増加。そのため、1回の充電での最大航続可能距離は、モデルSよりも約1割少なくなる。それでもテスラによると、最大航続可能距離は40kWh仕様が約233km、80kWh仕様が約435kmだという。
モデルXは2013年、米国市場で発売される予定。カリフォルニア州で行われた発表会には、1000名以上が詰めかけ、モデルXに対する関心の高さを示している。