GMの高級車部門、キャデラックは26日、2月13日に米国ラスベガスで開幕するLCT(リムジン・チャーター&ツアー)ショーにおいて、『XTS』のリムジン仕様を初公開すると発表した。
同車は2011年11月、ロサンゼルスモーターショー11でワールドプレミアを飾ったキャデラック『XTS』のリムジンバージョン。XTSのボディサイズは、全長5131×全幅1851×全高1501mm、ホイールベース2837mm。レクサス『LS』の標準ボディ(全長5060×全幅1875×全高1465mm、ホイールベース2970mm)よりも、約70mm長い堂々の大きさである。
キャデラックは今年のLCTショーにおいて、XTSのリムジンバージョン、「W20ライブリーセダンパッケージ」を初公開する予定。現時点ではその画像は公表されていないが、後席乗員の快適性を徹底追求したのが特徴で、ハイクオリティオーディオや専用のヒーター&空調システム、レザーシートなどが奢られるという。
キャデラックのライバル、フォードモーターのリンカーンは、昨年のLCTショーにおいて、大型クロスオーバーの『MKT』をベースにした新型リムジン、『MKTタウンカー』を発表したばかり。米国2大メーカーの新型リムジンが出揃うことになる。