フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは1月16日、都内のホテルで新春記者会見を開き、ゲラシモス・ドリザス社長が2012年の販売目標について前年比18.5%増の6万台を目指す計画を明らかにした。
2011年のフォルクスワーゲン車の販売台数は、同8.4%増の5万0631台と順調に推移したが、2012年も高い成長を見込む。
2012年はエコカー補助金制度が再開されることから、市場の拡大が見込めるのに加え、同社として販売ネットワークの強化や新型車投入、1〜3月期の拡販キャンペーンを展開することなどで目標達成を目指す。
ドリザス社長は「国内の経済状況の先行きは楽観視していないが、顧客は真に価値あるものを求めており、フォルクスワーゲンは全需を超える販売を目指していきたい」と述べた。