逃走の2人乗りバイクが衝突、運転の高校生死亡

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2日午後7時ごろ、茨城県水戸市内の市道で、直前までパトカーの追跡を受けていた2人乗りバイクが路外に逸脱。電柱に衝突する事故が起きた。この事故でバイクを運転していた17歳の男子高校生が死亡。同乗していた16歳の女子高校生も軽傷を負っている。

茨城県警・水戸署によると、水戸市見和付近の市道をパトカーでパトロールしていた同署員が2人乗りの原付バイクを発見。運転していた若い男性がヘルメット未着用だったことから停止を命じたが、バイクはこれを無視して逃走した。

パトカーはただちに追跡を開始したが、交差点で一時停止したところ、バイクはそのまま走り去った。このためバイクの逃走方向に進んでいったところ、約100m先で電柱に衝突し、路上で転倒しているバイクを発見した。

運転していた男性は近くの病院へ収容されたが、腹部強打が原因で約7時間後に死亡。後の調べで同市内に在住する17歳の男子高校生と判明した。後部に同乗していた16歳の女子高校生は顔面などを打撲する軽傷を負っている。

警察では摘発を恐れて逃走したものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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