アップガレージを石田社長がMBO、非上場化へ

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アップガレージは、石田誠社長によるMBO(経営陣による買収)を実施すると発表した。同社は上場廃止となる予定。

石田社長が100%出資するアイエムホールディングスがアップガレージの株式公開買い付(TOB)を実施してMBOを実施する。

中古カー用品市場が伸び悩む一方で、インターネットを利用した通販市場が拡大している。しかし、この市場拡大が今後、個人間売買を加速させ、商品仕入れ価格にも影響することが予想される。

同社では、こうした市場環境の変化に対応するため、株式を非公開化し、新サービスや新事業の開発などを通して短期的な業績変動に左右されずに機動的、柔軟な意思決定が必要と判断、MBOを実施することにした。

石田社長はアップガレージに38.08%出資している。TOBでの買付下限は3750株とし、上限は設けない。

TOBの普通株式の買付価格は1株当たり5万円で、新株予約権の買付価格は1個当たり1円。

アイエムホールディングスは、TOBの資金として三井住友銀行から総額13億円を上限に融資を受ける予定。

《レスポンス編集部》

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