太陽工業、太陽光発電機能を持つ看板を開発

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太陽工業は、発電機能を備えた看板「結晶デザインモジュール」を販売開始した。

太陽光パネルの表面に文字や絵柄を表現して看板効果をもたらす発電機能を持つ看板は、多結晶シリコン太陽電池のガラス表面にセラミックインクを印刷したもの。ガラス表面にドット柄印刷を行うことで、セラミックインクによる水玉部分と非着色の部分が発生、このコンビネーションによって視覚的な広告機能と太陽光発電機能を両立する。

印刷後の焼付け処理で、ガラス表面とセラミックインクが一体化、直射日光が照りつける厳しい環境でも長期にわたる耐久性を確保した。

販売第一号としてジェイエイフーズみやざきの社名看板兼太陽光発電設備が新設の農産物処理加工工場内(宮崎県西都市)に完成、稼動を開始している。モジュール面積96平方mで最大約9kWhを発電する。

参考販売価格は1平方m当たり26万2500円。

《レスポンス編集部》

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