ホンダは、11月8日からイタリア・ミラノで開催されるEICMA2011(ミラノショー)に出展する新型の二輪車を発表した。
同ショーには、コンセプトの異なる『NC700S』、『NC700X』、『INTEGRA』をニューミッドコンセプトシリーズとして出展。エンジンは、力強いトルク特性と優れた環境性能を両立した新設計の水冷・4ストローク・直列2気筒700ccを、共通して搭載する。
NC700Sは、シンプルで力強いスタイリングのネイキッド・ロードスポーツ。軽快なハンドリングや良好な足着き性で、安心感のある走行を楽しむことができる。トランスミッションは、デュアルクラッチトランスミッションと6速マニュアルミッションの2タイプを設定している。
NC700Xは、新たな開発思想「クロスオーバーコンセプト」に基づいて開発したモデル。都市でもアウトドアでも映える躍動感にあふれるスタイリングを採用し、アップライトなポジションで、通勤・通学からロングツーリングまでを快適にこなす。トランスミッションは、デュアルクラッチ・トランスミッションと6速マニュアルミッションの2タイプを設定している。
INTEGRAは、モーターサイクルの走りの楽しさにスクーターの快適性を融合した新しいスタイリングを採用したモデル。デュアルクラッチトランスミッションを搭載し、簡便な操作で快適な走行を実現する。
その他では、クロスオーバーコンセプトに基づいて開発したスポーツツアラー『Crosstourer』を出展。水冷・4ストローク・V型4気筒1200ccのエンジンを搭載し、アップライトなスタイリングで、幅広い利用環境で快適に走行できる。トランスミッションは、デュアルクラッチトランスミッションと6速マニュアルミッションの2タイプを設定している。