マツダは25日、2012年春に発売する新型クロスオーバーSUV『CX-5』から、日本市場にクリーンディーゼル車を順次投入すると発表した。
CX-5に搭載される新世代2.2リットル・クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」は、高価なNOx後処理装置を使用せず、ポスト新長期規制に適合できる世界初の乗用車用エンジン。
さらに、ディーゼル用に設計を見直したアイドリングストップシステム「i-stop」を組み合わせ、4.0リットルV6ガソリンエンジン車をしのぐ最大トルク420Nmと、SUVモデルトップの低燃費18.6km/リットル(JC08モード)を両立する予定。
マツダは、安価な軽油を使用しながら、同クラスのガソリンエンジン車の約2倍の最大トルクと、約30%の燃費改善を両立する新しいエコカーとして、クリーンディーゼル車を将来の国内商品ラインアップの重要な柱としていく。