9月30日午前3時15分ごろ、東京都江戸川区内の首都高速道路湾岸線下り(東行き)で、第1車線に停車していたタクシーに対し、後続の中型トラックが追突。中央分離帯まで弾き飛ばされたタクシーに対し、後続の乗用車が突っ込む事故が起きた。この事故でタクシーの運転手が死亡している。
警視庁・高速隊によると、現場は江戸川区臨海町付近で片側3車線の直線区間。タクシーは何らかの原因で第1車線上に停止していたが、そこに後続の大型トラックが追突。第3車線まで弾き飛ばされ、中央分離帯に衝突して停止した。
タクシーを運転していた60歳の男性が車外に出ようとしたところ、第3車線を走行してきた乗用車が衝突。男性は全身を強打してまもなく死亡した。
追突してきた乗用車は自走不能となったが、運転していた男は本線をバックで進行してきた別のクルマに乗り換えて逃走。放置されたクルマには偽造されたナンバープレートが取り付けられており、警察では盗難車の可能性が高いとみている。
警察では現場から逃走したクルマの運転者の行方を追っている。