故意に赤信号を無視、ひき逃げの少年を危険運転で逮捕

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9月28日午前11時15分ごろ、兵庫県神戸市垂水区内の市道で、交差点を進行していた原付バイクと軽乗用車が出会い頭に衝突する事故が起きた。バイクを運転していた67歳の女性が死亡。クルマは逃走したが、警察は後に19歳の少年を逮捕している。

兵庫県警・垂水署によると、現場は神戸市垂水区西舞子付近で信号機の設置された交差点。原付バイクが青信号に従って交差点へ進入したところ、赤信号を無視して交差道路を進行してきた軽乗用車と衝突した。

衝突によってバイクは転倒。運転していた同区内に在住する67歳の女性は頭部を強打し、収容先の病院で死亡。クルマはそのまま逃走しており、警察ではひき逃げ事件として捜査を開始している。

クルマのナンバーは目撃されており、周辺の捜索を行ったところ、約1km離れた場所に放置された衝突痕のある軽乗用車を発見。ナンバーも一致しており、これを容疑車両と判断した。

警察が所有者に事情を聞いたところ、19歳の少年に貸し出していたことが判明。故意に赤信号を無視した結果、事故につながったとして、29日にこの少年を危険運転致死と道路コ通報違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

調べに対して少年は「身に覚えが無い」として、容疑を否認しているという。

《石田真一》

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