【BMW X3 日本発表】洗練され上質感を感じさせるインテリア

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BMX X3(本国仕様)
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新型BMW『X3』のインテリアは、7年ぶりのモデルチェンジということもあり、より現代的で、一体感のあるデザインとなっている。

BMWマーケティングディビジョンプロダクト・マネジメントプロダクト・マネジャーの岡田信之さんは、「先代は、パーツのつなぎ目などで目立つところがありましたが、新型はそれらをなくし、洗練され、上質感を感じてもらえるデザインとなっています」とその仕上がりに自信を見せる。

デザインとして特徴的なもののひとつとして、助手席からセンタークラスターに向かってのなだらかなコンソール上部のラインがある。これは、「iDriveを採用したことで、カラーディスプレイを最上段に設置することができ、それを覆うような形でダッシュボードを形成することができたからです」。

「そのカラーディスプレイの上のラインを屋根と見立て、センタークラスターの左右の部分を柱とすることで、なだらかさを持たせつつも頑丈なアクティビティビークルとしてのイメージを込めています」という。それは、ユーザーがタフさなどのイメージを若干ではあるが求めているからだ。

今回はウッドトリムもオプションで用意された。その中に「ファインライン・シエナ」というものがあり、これは、節を見せない柾目の木目を採用している。岡田さんによると、X3はその性格上、セダンのような古典的なタイプの車として選ばれていないので、節がたくさんある古典的なウッドは好まれない傾向にあると考えたからだという。レザーシートもレザーの色とコントラストを持たせたステッチを採用するなど、細かいところでもデザイン性にこだわったインテリアとなっている。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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