13日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー11。英国ランドローバーのブースでは、『ディフェンダー』後継車を示唆したコンセプトカー、『DC100』が初公開された。
このDC100、ランドローバーの事前告知では、2ドアのハードトップモデルだけが予告されていた。ところが、フランクフルトの会場では、2ドアオープンボディの『DC100スポーツ』も、サプライズデビューを飾ったのだ。
DC100スポーツは、イエローのボディカラーで登場。ハードトップのDC100のシルバーボディよりも、軽快な雰囲気だ。フロントウィンドスクリーンの高さが、ハードトップよりも低く抑えられた点も、そう見える一因だろう。
現行ディフェンダーは1983年に発表。ランドローバーの第1号車として1948年にデビューした「シリーズ1」の伝統を受け継ぎ、高い悪路走破性を第一に追求したモデルだ。その無骨なまでのフォルムと卓越したオフロード性能は、世界中で多くのファンに支持されている。
今回のDC100スポーツを見ると、ランドローバーはディフェンダー後継車に、若々しいキャラクターを与える方針が見て取れる。ランドローバーは、「ディフェンダー後継車を2015年に発売する」と説明している。