フェラーリ主催で未来のデザインを競う「フェラーリ・ワールド・デザイン・コンテスト」。その最終選考の結果が19日、発表された。
このコンテストには、世界50のインターナショナルデザイン学校が参加。「最新世代の技術と素材を使った2025年のスーパーカー」をテーマに、200以上の作品の応募があった。
最終選考に残ったのは、英国、スペイン、韓国、インド、米国、それに地元イタリアから2校の合計7校。フェラーリによると、代替動力源として主にハイブリッドを使った燃費向上のアイデアに、ユニークな試みが見られたという。
そして、最優秀作品に選ばれたのが、韓国ソウルのホンイク大学が手がけた『エテルニタ』。オープンボディのロードスターのアグレッシブなデザインが、高い評価を集めた。
なお優勝したホンイク大チームは、フェラーリ本社にインターンとして招かれる。フェラーリのルカ・ディ・モンテゼーモロ会長は、「若者達の素晴らしい才能を見せてもらった。いくつかのアイデアは、将来のフェラーリに採用したい」とコメントしている。