BMWグループのMINIが3月のジュネーブモーターショーに出品した最小のMINI、『ロケットマンコンセプト』。同車の市販時には、EV仕様が設定される可能性が出てきた。
英国の自動車メディア、『AutoEXPRESS』によると、MINIロケットマンコンセプトの市販モデルは、BMWの新ブランド「i」の第1号車『i3』とカーボンファイバー製キャビンシェル構造やアルミ製シャシーなどを共用。そしてi3のEVパワートレインを、ロケットマンに搭載する計画もあるのだという。
MINIのEVといえば、現行ハッチバックをベースにした『MINI E』が日本や欧州、米国で実証実験を行ったのが記憶に新しい。しかし、後席が巨大なバッテリーに占拠されるなど、あくまで実験車の範疇だった。
ロケットマンの市販車にEVが用意されるとしたら、その登場は2014年頃となりそう。コンパクトなボディサイズを生かしたシティコミューターEVとして、支持される可能性はありそうだ。