欧州で『CR-Z』の高性能車、『CR-Z MUGEN』を発表したばかりの無限(M-TEC)。今度は『ジャズ』(日本名:『フィット』)の無限バージョンを開発するようだ。
これは英国の自動車メディア、『AUTOCAR』が26日に報じたもの。同メディアによると、無限の欧州法人、無限ユーロは、フィットの高性能バージョンを計画。そのパワートレインには、2種類が検討されているという。
ひとつは、CR-Z MUGENと同じく、ホンダのハイブリッドシステム、「IMA」にスーパーチャージャーを追加したもの。
もうひとつが、『シビックタイプR』(日本名:『シビックタイプRユーロ』)用の2.0リットル直列4気筒ガソリン「i-VTEC」を移植するという案。
ところで日本向けのフィットには、すでに無限仕様が存在する。しかし、無限ユーロが計画しているのは、最大出力が200psレベルのホットハッチだ。無限ユーロのColin Whittamore部長は、同メディアの取材に対して、「かねてからフィットの高性能版を開発したいと考えていた」と意欲を見せている。