全国軽自動車協会連合会が発表した4月の軽自動車中古車販売台数は、前年同月比1.1%減の22万7937台となり、6か月ぶりに前年を割り込んだ。
東日本大震災で津波被害を受けた車両の代替え車として軽自動車の中古車の需要が急増したものの、タマ不足の中で価格が高騰、一転して販売がマイナスとなった模様だ。
車種別では乗用車が同2.7%減の16万2038台となった。貨物車は同3.0%増の6万5899台だった。
ブランド別では、トップのスズキが同2.9%減の7万4221台と低調だった。ダイハツは同0.1%減の6万4450台とほぼ横ばい、ホンダは同0.3%増の3万1258台と微増だった。三菱は同3.5%減の2万6871台、スバルが同2.2%減の1万8764台、マツダが同3.6%減の5666台だった。日産だけが好調で同23.0%増の6588台だった。