ジオラマなどを製作しているオン・アートは「イベントJAPAN2011」に実物大の恐竜を展示し、来場者の注目を浴びていた。しかも、その恐竜が本物さながらに動くというのだ。
「今回は展示しているだけですが、通常、イベントなどに呼ばれたときは会場を動き回り、子供たちから大喜びされています。いつも恐竜の周りは黒山のような人だかりです」とは同社関係者。しかし、この恐竜はロボットではないとのこと。
「実は着ぐるみで、なかに人間が入って動かしているんです。二足の恐竜は一人で、四足の恐竜は二人で動かしています。そして、なかに入るパイロットは本物のように見せるために日頃から恐竜の動きを研究しているんです」
その出演料は恐竜の種類によって違うが、全長8mのティラノサウルスの場合、初日が80万円、2日目以降が70万円となっている。そのほか準備のために25万円かかる。ちなみに稼働時間は7分で、1日3回。21分だけではちょっと高い気もするが、現在引っ張りだこの状態だそうだ。