MINI ロケットマンコンセプト、市販の可能性大

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ロケットマンコンセプト
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BMWグループのMINIが、今年のジュネーブモーターショーに出品した『ロケットマンコンセプト』。同車が市販される可能性が出てきた。

これは8日、英国の自動車メディア、『AUTOCAR』が報じたもの。同メディアの取材に応じたBMWグループのイアン・ロバートソン取締役は、過去のMINIのコンセプトカーの多くが市販に移されたことを指摘した上で、「過去の例に照らすと、(ロケットマンコンセプトも)将来市販される可能性が高い」と話したという。

ロケットマンコンセプトは、現行MINIのハッチバックよりも、ボディサイズがひと回り小さいのが特徴。全長は3419mmで、MINIハッチバックの3740mmに対して、320mmも短いのだ。ただしロバートソン取締役によると、ボディが小さいだけが特徴ではないという。

同氏は「BMWのiブランドと同じく、軽量構造と新素材の導入も将来のMINIの大きなテーマ。それを先取りしたロケットマンコンセプトは、今後のMINI全車に大きな影響を与えるモデル」と語ったとのことだ。

ロケットマンコンセプトの考え方を反映させた最初のモデルは、2012年に登場するMINI『クーペ』と『ロードスター』になる見込み。現行MINIよりひと回りコンパクトなMINIは、この2台に続いてのデビューということになりそうだ。

《森脇稔》

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