スズキのインド子会社、マルチスズキは1日、2月のインド新車販売の結果を公表した。輸出を含めた総販売台数は11万1645台。前年同月比は15.5%増で、2桁の伸びが続く。
11万1645台の販売台数の内訳は、インド国内が10万1543台と、2か月連続で10万台をクリア。前年同月比は19.8%増と好調だ。一方、輸出は15%減の1万0102台と落ち込んだ。
車種別では、主力のA2セグメントの『アルト』『ワゴンR』『ゼン・エスティロ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『A-スター』が、トータル7万2090台を販売。前年同月比は、19.4%増を記録した。
A2セグメントの下に位置するCセグメントでは、『オムニ』『バーサ』『イーコ』が、前年同月比26.9%増の1万3536台を販売。A2セグメントの上のA3セグメントでは、『SX4』『デザイア』が27%増の1万3024台を売り上げる。
マルチスズキの2010年度累計販売は、前年同期比24.5%増の114万9053台。残り1か月あるが、すでに2009年度の101万8365台を上回っている。