スウェーデンのスーパーカーメーカー、ケーニグセグ。同社が3月1日に開幕するジュネーブモーターショーで、同社最強のスーパーカー『アゲーラR』を初公開する。
アゲーラRは同社の最新作『アゲーラ』の高性能版として開発。アゲーラは2010年のジュネーブでデビュー。ミッドシップに置かれる4.7リットルV型8気筒ツインターボエンジンは、最大出力910ps、最大トルク112kgmを発生する。
車両重量は、アルミやカーボンファイバーの効果で1290kgに抑えられ、0-100km/h加速3.1秒、最高速395km/hオーバーという驚異的なパフォーマンスをマークする。
アゲーラRはアゲーラをベースに、排気量を拡大した5.0リットル V型8気筒ツインターボエンジンを搭載。その最大出力は1115ps、最大トルクは122.4kgmと非常に強力だ。
パワーアップに対応して、足回りを強化。さらに、エアロダイナミクス性能も磨きこまれた。トランスミッションは7速デュアルクラッチ。ケーニグセグによると、アゲーラRの最高速は、理論上、440km/hレベルを可能にするという。
この最高速は、ブガッティ『ヴェイロン』が2010年7月に打ち立てた431.072km/hを上回るもの。ケーニグセグは近い将来、このアゲーラRでギネス世界最速記録に挑む計画だ。