トヨタ自動車の堤工場(愛知県豊田市)で15日午前、火災が発生した。午後には鎮火し生産を再開したが『プリウス』などに一部、生産の遅れが出た模様だ。
同社によると、火災はプリウス、『カムリ』のボディ部品を生産する成形プレス第2ラインで午前9時50分に発生した。正午には鎮火し、午後2時55分に生産を再開したが、この火事で建屋の屋根の一部を消失した。けが人はいなかった。出火の原因は調査中としている。
火災により第2ラインのプリウスやカムリの生産に一部、遅れが生じた模様で、残業で対応する見通し。第1ラインでの生産に影響はなかった。