古河電工、台湾にリチウムイオン電池用部材の新工場…世界シェア60%狙う

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リチウムイオン電池用電解銅箔
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古河電気工業は、台湾にリチウムイオン電池用電解銅箔を月産500t製造する新会社を設立すると発表した。新会社の名称は「古河銅箔」。投資額は69億円で、2011年3月に設立し、12年9月から稼動する予定。

生産能力の強化に基づいて、今市工場の電池用銅箔の生産能力は3月までに月産550tから約1000tに引き上げる。これにより13年7月時点での同社の電池用銅箔の生産能力は月産1500tとなる予定。

古河電工のリチウムイオン電池用電解銅箔の世界シェアは現在およそ40%でトップを誇る。生産能力増強に伴い、世界シェア60%の獲得を目指す。ハイブリッド車や電気自動車などの車載用電池向けでは、他社に先駆けて大手自動車メーカーへ納入していることが強みとなっている。

《レスポンス編集部》

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