【東京オートサロン11】フェラーリ 360 & F430…長くカッコよく乗りたい

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SVR/フェラーリ360スパイダーF1
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東京オートサロン会場でひときわ目を引く赤いフェラーリ、しかも最新モデルではなく一世代前のモデルを展示したのは、オート ヴェローチェのブランドSVR(スーパーヴェローチェレーシング)。

オート ヴェローチェはスーパーカーを主体とした販売会社で、同社ブランドのSVRは古きものを新しく見せるというテーマのボディキットである、とオート ヴェローチェ代表取締役の谷暢之さんはいう。

「最近、不景気でなかなかクルマを乗り換えられないという状態なので、少しでも長く、そしてかっこよく乗ってもらいたいというコンセプトで『360』を作り、次いで『F430』を作りました。いま乗っているモデルを大事に、飽きの来ないまま乗り続けてもらうとことなのです」

デザインの基本はあくまでも“レーシー”であるという。「レーシーにカッコよく見せる。攻撃的なデザインを考えています」という。

では、なぜフェラーリなのか。谷さんは、「ランボルギーニとフェラーリを比較すると、ランボルギーニの方がスーパーカー色が強いと思います。フェラーリは女性的なエレガントな雰囲気なのです。そこで、それをいかつくスーパーカーっぽくするということでこのボディキットを作ったのです」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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