甲子園、ナイター全試合分の照明電力をクリーンエネルギーで

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甲子園に設置している太陽電池
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ホンダは、太陽電池を手がける子会社のホンダソルテックが製造し、阪神甲子園球場で稼働している薄膜太陽電池が1月7日時点で、年間計画発電量の19万3000kWhを達成したと発表した。計画より1か月半以上早い達成となった。

ホンダソルテック製の薄膜太陽電池は、阪神甲子園球場のリニューアルに伴って「銀傘」の愛称で親しまれている内野席の屋根に2010年3月1日に設置された。2010年夏は好天に恵まれたこともあって稼働当初から順調に発電を続け、計画よりも52日前倒しで年間目標発電量を達成した。

発電された電気は、球場内の通路照明や空調など、各種設備に供給されている。

年間計画発電量の19万3000kWhは阪神甲子園球場の年間使用電力の約4%に当たる。これは阪神甲子園球場で1年間に行うナイトゲームで使用する照明の消費電力量に相当。ナイトゲームに使う電力を全てクリーンエネルギーでまかなえるようになる。結果、年間約133tのCO2排出量の削減が見込まれる。

《レスポンス編集部》

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