MS&AD、関連事業会社を統合再編…経営の効率化を加速

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MS&ADインシュアランスグループホールディングスは13日、グループ企業である三井住友海上火災保険および、あいおいニッセイ同和損害保険それぞれの傘下にある事務事業会社3社を4月1日付けで、またシステム事業会社3社を10月1日付けで合併すると発表した。

MS&ADは昨年4月のグループ発足以来、経営の効率化を進めており、グループ傘下の関連事業会社の統合・再編もその一環となる。今回の統合・再編で業務品質の向上やコスト削減を図りたいとしている。

まず事務関連事業では、三井住友海上傘下の『MSK情報サービス』と、あいおいニッセイ同和損保傘下の『あいおい事業サービス』および『NDIコンピューターサービス』の事務事業部門が合併する。MSK情報サービスが存続会社となり、『MS&AD事業サービス』の新社名で事業を始める。資本金3000万円、従業員約1000人の体制でグループ全体の事務領域全般に関わる業務を行う。

システム関連事業では、三井住友海上傘下の『三井住友海上システムズ』、あいおいニッセイ同和損保傘下の『あいおい保険システムズ』および4月1日付けで事務部門を分離した『NDIコンピューターサービス』の3社が合併する。三井住友海上システムズが存続会社となり、『MS&ADシステムズ』の名称に衣替えして、グループ全体のシステム領域に関わる業務を担当する。資本金は1億円で、従業員約1300人で発足する。

《小松哲也》

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