3日、日産本社で行われた『リーフ』の発表会には、他とは違う「ブルーな光」を放つリーフが展示されていた。ホワイトのボディなだけにクリスマス仕様かと思ったが、実はこの車両は純正オプション「ブルーコーディネーション」を採用したリーフのカスタムモデルだ。
フロント中央のエンブレムとバンパー左右のフォグランプに青色LEDを装着し、クリーンなイメージを強調する。スモールランプに連動して点灯する、このブルーの光はリーフのテーマカラーである「EVアイコニックブルー」のイメージをさらに高めるものだという。
また展示車両には、「フロントアンダープロテクター」、「サイドシルプロテクター」、「リヤアンダープロテクター」が装着され、これまでのリーフのイメージとは異なるスポーティな外観となっていた。これらは見た目だけの演出ではなく、空気抵抗の低減にも効果があるという。
このほか、展示車両には装着されていなかったがアクセサリーパーツとしては「エスティーロアルミホイール」3種、「スタイリッシュドアミラーウィンカー」などを設定する。ちなみにボディサイドの「Zero Emission」のステッカーもオプション設定。カタログには「環境意識の高さを周囲へアピールできます」とある。
EVというと「ゼロエミッションであること」ばかりが取り上げられがちだが、ガソリン車にはないモーターの加速感や静粛性、低重心の安定した走りなど、クルマそのものを楽しむこともEVを所有する喜びのひとつだろう。カスタマイズパーツもそんな喜びを高める要素のひとつ。どんな「EVらしい」エアロやカスタムカーが登場してくるのか、注目してみるのも面白いかもしれない。