英国の名門、モーガンが1953年に生産を終了した『3ホイーラー』。この名車、3ホイーラーが58年ぶりに復活することになった。
半世紀ぶりに甦る3ホイーラーは、現代の自動車に対するアンチテーゼとして登場。最新の乗用車は、3ホイーラーが誕生した当時と比較して、大きく重くなっているが、モーガンは「軽量コンパクトこそ、究極のエコカー」と定義し、3ホイーラーを甦らせようというのだ。
その中身は、非常に刺激的。エンジンは、ハーレーダビッドソンから供給を受ける1.8リットルのV型2気筒ガソリンユニットで、トランスミッションはマツダ製の5速MTだ。チューブラーフレームにアルミ製ボディを載せる手法で車両重量は500kgに抑えられ、0‐100km/h加速4.5秒、最高速185km/hという優れたパフォーマンスをマークする。
モーガンは、同車の正式発表を2011年に予定。3ホイーラーの復刻モデルは、熱烈なファンから支持されそうだ。