韓国GP(24日決勝)でスピンを喫し、ノーポイントに終わった昨年度チャンピオンのジェンソン・バトン。これで連覇の可能性はほぼ消滅した。
「もう笑うしかないよね。いままでで一番ヒステリカルなレースだったと思う。全くグリップが得られず、とにかく遅かった。フロントタイヤのロックに苦しめられたよ。コース上で僕が一番遅かったんじゃないかな。ブレーキペダルを踏んだとたんにフロントタイヤがロックするんだ。コーナーで止まることもすらできなかったよ」
「散々な1日だった。レースはもっと早く終わるべきだった。F1マシンをドライビングするにはフィニッシュの時間は暗すぎたね」
「そうだね、タイトル獲得の可能性はほとんどないね。他の全員が失敗すれば可能性はゼロじゃないけれど、それは現実的ではないよ」とバトンはコメントしている。