マツダは15日、オーストラリアで開幕したシドニーモーターショーにおいて、新型『BT50』を初公開した。
BT50は、フォードモーターと共同開発された最大積載量1tクラスの小型ピックアップトラック。フォード版は『レンジャー』を名乗る。
新型の開発コンセプトは、アクティブ・ライフスタイル・ビークル。ビジネスユースだけでなく、ファミリー&レジャーユースにも対応できる、ピックアップトラックの新しい方向性を提案する。
外観は、大型肉食獣を思わせるダイナミックなウェッジシェイプが特徴。マツダのファミリーフェイスである5角形グリルは、ヘッドランプやクロームバーと一体デザインされ、迫力のフロントマスクを実現した。
室内は、インパネ中央からセンターコンソールにかけて、流れるようなデザインを採用。ドライバーを包み込むようなラップアラウンドインテリアが、スポーティな雰囲気を演出する。
エンジンに関してのアナウンスはないが、フォード版は、3.2リットル直列5気筒ターボディーゼルを搭載。最大出力200ps、最大トルク47.8kgmという力強いスペックを獲得している。
新型フォードレンジャーは、世界180か国以上へ投入。新型マツダBT50もこれに準じて、世界各国でリリースされると見られる。