VW ニュービートル 次期型、2011年発売…北米に新型4車種投入

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フォルクスワーゲン名車『ビートル』を復刻させた『ニュービートル』。世界中で大成功を収めた同車の2代目が、2011年に発売されることが判明した。

これは23日、フォルクスワーゲンが米国ジョージア州アトランタにおいて、北米の712ディーラーを集めたミーティングを開催。今後の商品計画についてアナウンスした中で、明らかになったものだ。

フォルクスワーゲンはこの席で、2011年に新型とマイナーチェンジを含めて、4モデルを北米市場へ投入すると宣言。その具体的車種として、『NMS』(ニュー・ミッドサイズ・セダン、仮称)、『ニュービートル』、『ティグアン』、『イオス』の名前を挙げた。

ニュービートル後継車は、引き続きメキシコ・プエブラ工場で生産。すでにフォルクスワーゲンは新型の生産準備として、同工場へ10億ドル(約844億円)を追加投資している。

また、NMSは米国では『パサート』後継車の位置づけ。米国を最大市場に想定し、米国で年間15万台を生産する計画だ。ボディサイズは 現行パサートよりもやや大きく、トヨタ『カムリ』やホンダ『アコード』と競合。フォルクスワーゲンは全体の約30%が、クリーンディーゼルのTDI搭載車になると見込む。

2011年は米国テネシー州チャタヌーガに、新工場が完成するタイミング。フォルクスワーゲングループは2018年までに、米国での年間販売台数を100万台(VW80万台、アウディ20万台)へ引き上げる目標を掲げており、ニュービートル後継車などが、大きな役割を果たすと見られる。

《森脇稔》

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