交通事故死者、半数が65歳以上…歩行中の事故増える

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交通事故死者、約半数が65歳以上の高齢者
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警察庁が19日発表した、2010年7月末の「交通事故統計」によると、1月〜7月末の交通事故による死者数は2572人と前年同期と比較すると減少したが、そのうち65歳以上の高齢者は1275人と死者全体の49.6%になり、約半数を占める状況となっている。

年齢層別の死者数では、75歳以上が799人で31.1%、65〜74歳が476人で18.5%、50〜59歳が277人で10.8%、16〜24歳が250人で9.7%、の順に多かった。

状態別では、最も死者数が多いのは「高齢者の歩行中」でその数は増加傾向にある、次いで「高齢者の自動車乗車中」となっており、両者で全死者数の4割近くを占めている。

65歳以上の高齢者死者数を、前年同月の推移でみると、06年・41.0%、07年・46.0、08年・47.7%、09年・47.7%と増加傾向だ。

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