スバルの富士重工と言えば、クルマ以外にも飛行機や電車などの乗り物をはじめとした大型機械を生産していることで知られるメーカー。そんなスバルブランドをスマートグリッドフェアで発見。
それは風力発電機。スバル80/2.0 2MW風力発電システムは、富士重工の航空機技術と日立の電子技術で共同開発した、日本の風を考えた新しい風力発電システム。
会場には繊細なフォルムで美しい印象の風力発電機が。もっともコレは、実物の50分の1位の模型で、実物はローター直径80mもある、立派な大型風力発電機なのだった。
特徴は発電機の後ろにローターをレイアウトしたダウンウインドローター。下から吹き上げる風が吹く山岳地、丘陵地に設置すると、通常のアップウインドローターと比べて発電量が数%向上するそうだ。
EVEX:電気自動車開発技術展2010とCSF:クリーン発電&スマートグリッドフェア2010は16日まで、パシフィコ横浜で開催。