人工芝ボディにサッカーボール…ヒュンダイ、ワールドカップをPR

自動車 ビジネス 海外マーケット
i10の「サッカー自動車」
  • i10の「サッカー自動車」
  • i10の「サッカー自動車」
  • i10の「サッカー自動車」
  • i10の「サッカー自動車」
  • i10の「サッカー自動車」
  • i10の「サッカー自動車」

6月11日、南アフリカ共和国で開幕する「2010FIFAワールドカップ」。その公式車両サプライヤーに指名されたヒュンダイが21日、イギリスで一風変わったデモカーを公開した。

そのデモカーが、写真の2台。小型ハッチバックの『i10』をベースに、ルーフ上には高さ1.5mという巨大なサッカーボールが載せられ、ボンネットにはゴールポストが取り付けられている。4つのホイールも、サッカーボール仕様だ。

さらに驚くのは、グリーンに見えるボディカラー。その表面は、サッカー場と同じ人工芝で覆われているのだ。ご丁寧に、フィールド上のラインまで添えられた。極めつけはドアミラーで、サッカーシューズを加工している。

インテリアは、2台で異なる仕上げ。1台はシートが芝生パターン、もう1台はシートがブルー+ホワイトで、ヘッドレストはサッカーボール状のデザインだ。

実はこのi10、英国BBC放送の人気自動車番組『TOP GEAR』のプレゼンター、ジェレミー・クラークソン氏が、自身のDVD『デュエル』の収録中にクラッシュさせたもの。ヒュンダイはこの2台を引き取り、ワールドカップ仕様に変身させたというわけだ。

2台のi10は今後、イギリス各地をPRして回る予定。この「転んでも、ただで起きない」不屈の精神こそ、ヒュンダイ躍進の原動力といえそうだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集